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米焼酎〜日本の焼酎の元祖〜
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| 米を発酵させてアルコールを造り、蒸留するという酒の製法がタイから沖縄に伝わったのが、日本の焼酎の発祥とされている。 つまり、焼酎の元祖は米焼酎なのだ。 |
| ■球磨は米焼酎の聖地 沖縄では、独自の製法が開発されて泡盛になったが、米焼酎は製造技術が鹿児島を経て九州を北上する中で、稲作が盛んだった熊本県の球磨(人吉)盆地で発展した。 年貢としても使われた米は貴重品だったが、人吉地方は江戸時代に公称より5倍ほど多い水田を持っていたと言われており、焼酎用の米も豊富だったのだろう。現在でも米焼酎の約35%が熊本県で造られており、1995年に地理的表示の産地指定を受けて、原料が米100%で球磨の地下水を使い、球磨で醸されたものは特に ”球磨焼酎”と呼ばれる。 熊本県以外の地域でも、清酒蔵を中心に米焼酎が造られていて、清酒をそのまま蒸留するといったユニークなものも登場している。 ■香りと味わいの特徴 米焼酎の香りは、重みのある上質のデンプン香、穀物香といったイメージ。 さらりとした甘みを感じさせる華やかさもある。 蒸留方法によっては、香りに違いが出てくるケースもあり、減圧蒸留の場合は、花を思わせる上品な香りを有むことがある。 近年では、そういった軽やかさを重視した米焼酎も多く登場してきている。 原料の米の風味を生かした丸みと甘みからくる濃厚な味が身上だったが、最近では常圧蒸留によるクリアな味わいが主流になってきている。 ただ、焼酎発祥の地でもあり、産地呼称まである球磨地方では、常圧の米焼酎にこだわり続け、味の探求に心血を注いでいる蔵元さんも多い。 ■合わせる料理 米ならではのコクとなめらかな口当たりが特徴なので、それと同調するような、コクのある料理と相性がいい。 和食では、豚肉のしょうが焼きや、高菜漬け、辛子れんこんといった、少しアクが強い料理もおもしろい。 洋食では、ツナを使った料理や、バターでソテーした料理がおすすめ。 |
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